猫を飼っていて、もう1匹居たら楽しいだろうなぁって思うことありますよね。
SNSやインターネット上で可愛らしく2匹揃って写ってる写真を見ると羨ましくなったり。
でもいざ、飼うとなると不安がいっぱいですよね。
ちゃんと仲良くなってくれるのだろうか…
我が家もそうでした。
うちは6年前に2匹目を迎え入れて今日に至ります。
その時の経験や検定試験などて得た豊富な知識を活かして
絶対に後悔しないためにも必要な情報をお伝えします!
私は、
猫飼い歴7年。現在2匹の猫と暮らしいます。
ねこ検定上級合格。
実際に保護猫活動や預かりボランティアをされている方々とも交流があります。
二匹目の猫を迎え入れる時の注意点
猫の相性
猫にも相性があります。相性が悪いと最悪ずっと仲良くなれず会えばケンカが始まるという結果になりかねません。
そうなった場合は部屋を分けるなどして工夫が必要になるので慎重に決めたいところです。
おすすめしない組み合わせ
オス成猫×オス成猫
オス猫は縄張り意識が強いのでケンカに発展しやすいです。
高齢猫×子猫
高齢猫は若い頃のように身体が思うように動きません。子猫のように活発に動き回る子猫が側に居るとストレスを感じます。
性格による影響の方が大きいので目安として覚えておくと良いでしょう。
【トライアルの話】
保護猫団体からの譲渡の場合トライアル制度を実施しているところがあります。
お試しである程度の日数お家で過ごせる制度です。(1週間〜1カ月ほど)
心配な場合は利用してみるといいですね。
条件などは各団体によって様々なので要確認。
我が家もトライアル利用しましたよー
先住猫の反応を確認できたので安心できたね
先住猫ファーストで
先住猫のストレスになってしまっては本末転倒。
先住猫優先を心がけてください。
例えば、エサの順番などです。
我が家もトライアルで先住猫が嫌がったら諦める覚悟で挑みました。
決して目の前で新入り猫ちゃんばかり可愛がるのはやめてください。
先輩猫の威厳を保ってあげてね!
手順が大切
何事も最初が肝心です。
第一印象が悪いと後々の関係性に大きく影響します。
具体的な手順は後述します。
自分で保護した猫は必ず隔離
捨て猫や野良猫などを保護してそのまま家猫になることもあります。
ただ、すでに先住猫が家にいる場合は必ず隔離してください。
感染症に罹っている場合、先住猫に感染して先住猫の命の危険に晒される場合があります。
病院でしっかり検査をしてから同居させるようにしてください。
考えられる感染症一覧
病名 | 症状 | 予防 |
猫汎白血球減少症 (パルボウイルス感染症) | 下痢、嘔吐 (高確率で死亡) | ワクチン |
猫白血病 | 発熱、リンパの腫れ、貧血 | ワクチン |
猫風邪 | 目ヤニ、結膜の炎症、鼻水、くしゃみ | ワクチン |
猫エイズ | 免疫機能の低下 | ワクチン |
コクシジウム症 | 下痢 | 清掃、消毒 |
中には飼い主を介して感染する病気もあります。
十分に注意しましょう。
何かあるといけないので先住猫は普段からワクチンの接種をしておきましょう。
ワクチンで防ぐことのできる病気はたくさんあります。
予防大切です!
二匹目の猫を飼うメリット
2匹目の猫を飼うとこんないいことがあります。
猫の運動量が増える
いっしょにじゃれあったり運動会したり、我が家の猫はかなり運動するようになりました。
元気いっぱいで嬉しくなっちゃう
社会性が身につく
猫同士のコミュニケーションによってお互い学ぶことがあります。
例えば幼いうちに戯れて噛みついたり噛みつかれたりした時に『痛い』ということを知ります。
そうすることで人間にも噛みついたりすることが少なくなります。
可愛さ2倍
2匹がいっしょにくっついて寝る姿は何度見ても癒されます。
キュンキュンしちゃうよね
2匹がグルーミング(毛ずくろい)し合ってるの見るのも癒し~
二匹目の猫を飼うデメリット
もちろんデメリットもあります。
費用が2倍になる
どんなものが2倍になるかというと
- ごはん、おやつ代
- 猫砂代
- 病院代(ワクチンなど)
- おもちゃ、ベッド、キャットタワーなどのグッズ代
- ペット保険代
- ペットホテル、ペットシッター代
これは覚悟しておいてくださいね!
お世話の時間が2倍になる
具体的には
- えさやり
- トイレ掃除
- ブラッシング
- 爪切り
2匹同時にやるからそんなに苦じゃないかも
※個人の感想です
トイレからの異常が見つけにくくなる
猫は腎臓の病気になりやすい動物です。
そのためおしっこに異常がないかチェックすることが病気の早期発見に繋がります。
そのため2匹以上居るとどの子のおしっこか見分けがつかないというリスクもあります。
最近ではAIで識別できるトイレを使うことで見分けることができます。
トレッタ猫との出会い方
猫との出会い方はいろいろあります。
- 友人知人からもらった
- 捨て猫、野良猫を拾った
- ペットショップ、ブリーダーから購入
- 保護団から譲り受けた(保護猫カフェも含む)
- 保健所や動物愛護センターから譲り受けた
などです。
【インターネット販売について】
動物愛護管理法においては、購入者にに対してその動物の現在の状態を見せる『現物確認』と動物の健康状態、適切な食事の与え方など18項目について、その場で説明する『対面説明』が義務付けられています。
よって、現在ではインターネット上のみでの生きた動物の取引はできません。
違法業者には気をつけましょう。
猫を迎え入れる準備をしよう
必要なもの
- トイレ
- ごはん皿、水皿
- ベッド
- キャリーバッグ
- ケージ
トイレは頭数プラス1個必要です。
2匹なら3個だよー
手順を理解しよう
いきなり対面させるのはNGです。
最初はまず何か居るという気配を感じさせる。
初日は別部屋で対面なしで終わってもいいと思います。
ケージ越し、もしくはキャリーバッグ越しの対面
最初は少しずつです。少しずつ距離を縮めていきます。
様子見て良さそうならそっとケージ(キャリーバッグ)から出してみましょう。
最初は短時間で、徐々に時間を長くして行きます。
以上を一日でするのではなく数日かけて行います。
ちなみに我が家は1週間くらいでした!
ドキドキだったけど、大成功だったから良かった~
我が家の対面の時の詳しい手順をこの記事で書いています。
まとめ
メリットやデメリットを理解した上で家族でしっかり話し合って後悔しないような選択をしてくださいね!
家族も猫ちゃんもみんなパッピーに!
みんな幸せが一番!
おススメの猫おもちゃ!2匹でも楽しく遊べます。2匹仲良く遊ぶ動画もあり!