バーベキューにはオガ炭(おがたん)がおすすめです。
しかし!
着火にはかなり手こずります。
普通に着火剤のみで着火させようとすると途中で消えてしまったり、着火にかなりの時間がかかってしまったり。
待ってる間ひもじいなぁ…
しかーし!
毎週のようにバーベキューをしている我々は必殺技を編み出しました!
その方法とは
別の炭を少し混ぜることです。
この方法で簡単に着火できます!
どんか感じなのかワクワクしちゃうよね
この記事では
オガ炭の特徴と簡単にできる着火方法を解説します。
サクッと火起こししてたっぷりバーベキューの時間を楽しみましょう!
オガ炭ってどんな炭?
オガ炭は、木材加工時に出るおが屑を圧縮して作られる炭です。
その均一な形状と安定した燃焼性能は、バーベキューに理想的。煙が少なく、燃焼時の爆ぜる危険も低いため、安全性が高い点が特徴です。
おが屑を利用してるなんてめっちゃエコ!
ホームセンターで売られているマングローブ炭に比べて燃焼時間が長いので途中で何度も炭を追加する作業がありません。
真ん中に穴が開いていて簡単に割れるので長さも調節可能ですよ。
オガ炭は2種類ある
かためタイプ
やわらかめタイプ
違いは圧縮率です。
圧縮率が高くなればかたくなります。
ではどっちを選んだら良いの?
簡単に説明します。
火が付くのに時間がかかる
燃焼時間が長い
火が付くのが早い(かためよりも)
燃焼時間が短い
私達は燃焼時間の長いかためのタイプを好んで使ってます!
途中で炭を継ぎ足すことなくバーベキューを楽しめるので私達的にこっちが合ってると判断!
完全に好みですので、その時のシチュエーションや自分にあったものを選んでくださいね。
オガ炭のメリット
- 持続時間が長い
- 安価
- 煙が出ない
- 爆ぜない
オガ炭すごくない?
他の炭との比較
マングローブ炭
ホームセンターで買えるお手頃な炭。
1番メジャーな炭です。
岩手切炭
国産黒炭の代表的な炭。燃焼時間が長く、一定の温度を保ちやすいです。
煙もマングローブ炭と比べたらかなり少ないです。
岩手切炭についてはこちらの記事で詳しく解説してます。
【炭 おすすめ】ちょっと贅沢に『岩手切炭』を使って七輪バーベキュー
備長炭
プロ向けの炭です。火力が安定して、火持ちが最高。
上記の炭とオガ炭との比較を表にしてみました。
炭の種類 | オガ炭 | マングローブ炭 | 岩手切炭 | 備長炭 |
着火 | ||||
持続時間 | ||||
爆ぜる | ||||
煙 | ||||
価格 |
注:個人的な比較です。
オガ炭すごい!
着火が難しいところ以外はとっても優秀
オガ炭の着火のコツ
さて、オガ炭のすごさがわかったところで重要な着火について解説します!
オガ炭の着火は一般的には難しいと言われていますが、初心者の方でもコツさえ知っていれば大丈夫ですので安心してくださいね!
オガ炭の着火時間はどれくらい?
オガ炭の着火にかかる時間は、その硬さ(かためタイプとやわらかめタイプ)によって異なることが一般的です。ただし、具体的な平均時間についての正確な情報は、オガ炭の製造方法や成分によって大きく変わるため、一概には言えません。それでも、一般的な傾向としては以下のように考えられます。
かためタイプのオガ炭
硬いタイプのオガ炭は、密度が高く、火がつくまでに時間がかかることがあります。一般的には、着火までに40分から50分程度かかることが多いです。火力が強く持続するため、一度火がつけば長時間安定して燃焼します。
やわらかめタイプのオガ炭
柔らかいタイプのオガ炭は、密度が低く、比較的火がつきやすいです。着火までの時間は、おおよそ30分から40分程度とされています。ただし、燃焼速度が速くなるため、持続時間は硬いタイプに比べて短くなる可能性があります。
オガ炭に使う着火剤おすすめ
ジェル状の着火剤
チューブタイプで好きな量を出せるので使い勝手がいいですね。
火が付いてないからといって途中で直接炭に継ぎ足すのは絶対にやめてください。
目に見えてない炎がジェルを伝って手元に燃え広がって火傷する危険性があります。
どうしても継ぎ足したい場合は紙の切れっ端や炭のかけらにジェルをつけてトングで中に入れてください。
ファイヤーライターズ
マッチのように手軽に使用できます。一度で8分燃焼するので木炭に着火させることができます。ただし、黒炭の場合は一本で着火できますがオガ炭の場合は難しいです。
しかし、継ぎ足しで使用ができるので安全に簡単に本数を増やすことで着火の補助ができます。
こちらの記事を参考にしてみてください。
板状の着火剤
保管や持ち運びに便利な板状の着火剤。
オガ炭の着火方法(裏ワザ)
着火方法を実践してお見せします。
今回は七輪を使ってます。
火起こし器を使う方法と使わない方法とで2種類の方法を解説します。
火起こし器を使わない方法
オガ炭を真ん中を空ける感じで並べていきます。
真ん中に着火が簡単なマングローブ炭を入れます。
(ジェル状、ファイヤーライターズ、板状お好きな着火剤で。)
マングローブ炭に重なるように着火剤を入れます。
オガ炭を上に重ねて着火まで待ちます。
時間はかかりますが、火が付きやすいマングローブ炭に先に着火させることで途中で火が消えるのを防ぎます。
マングローブ炭を少し多めに入れることをおすすめします
火起こし器(チャコールスターター)を使う
チャコールスターターを使うことで簡単に、早く着火させることができます。
秘密は煙突効果!
オガ炭を立てて入れます。
板状の着火剤を網の上に置いてライターやチャッカマンで火を点けます。
煙突効果が出てる!
開始10分でしっかりと着火できました。ここまで着火できていればあと少し待っていれば十分に焼けます。
早く食べたい!
オガ炭火消し
オガ炭は火持ちが良いので完全に火が消えるまでにとっても時間がかかります。
そのため
火消し壺で消火することをおすすめします。
火消し壺なら安全に消せます。
そして、もう1つ火消し壺をおすすめする素敵な理由があるんです。それは、
炭を再利用できることです。
エコ過ぎるよーー
しかも、再利用する炭は火が付きやすいので火起こしが楽でスピーディ!
かなりの時短になるのでおすすめです。
良いことしかない!
火消し壺には金属製と陶器製の2種類があります。
それぞれの特徴はこちら
メリット | デメリット | |
陶器製 | 外側が熱くならないので安全 | 割れる |
金属製 | 軽くて持ち運びに便利 | 外側が熱くなるので危険 |
火消し壺は入れるだけで簡単に炭を片付けることができます。
次使う時も中から取り出してすぐに使えちゃう!
オガ炭まとめ
オガ炭の魅力、わかっていただけましたか?
おさらいしましょう。
- 持続時間が長い
- 安価
- 煙が出ない
- 爆ぜない
デメリットは着火が困難なこと!
しかし、裏ワザを使えばクリアできましたね。
次回のバーベキューでは、このガイドを参考にオガ炭を使ってみてください。美味しい料理と共に、快適なバーベキュー体験が待っています!
オイラの心も一度火がついたらなかなか消えないんだぜ!
これからはオガ男って呼ぶわ