お庭で手軽にバーベキューしたい!
お庭バーベキュー初心者さんにはぜひとも七輪に挑戦していただきたいです!
その理由は七輪ならではの手軽さにあります。
でも何を揃えたらいいの?
そんな方に向けて
七輪バーベキュー歴19年で
バーベキュー初級インストラクターの資格も持つ私が教えます!
- 七輪バーベキューに必要な道具
- 七輪の使い方
初心者でも簡単に七輪バーベキューできるようにわかりやすく簡潔に解説してますのでぜひご覧ください。
なぜバーベキューには七輪が良いのか
バーベキューをする時、バーベキューコンロという選択肢もあります。
あえて七輪を選ぶのにはそれなりの理由があります。
では順番に見ていきましょう!
省スペース
七輪はバーベキューコンロに比べて小さく、移動も簡単です。
そして、組み立て不要なので出す時も片づける時も楽ちんです。
炭の量が少なくて済む
断熱効果が高いので火の持ちも良いのが特徴です。
結果、炭を足すことが少なくなります。
コスパ最強です
お手入れが簡単
終わったあとに洗うことは不要なのです。
七輪は水に弱いという性質があるので逆に洗ってはいけません。
終わった後は気になる部分を軽く拭き取るだけでOKです。
気にならなければ何もしなくても大丈夫!
なんて簡単なの!
煮る、焼く、蒸す、炊くもお手のもの
七輪ってサンマを焼くイメージありますよね!
焼肉でも鍋料理でも蒸し料理でもなんでもできちゃいますよ!
遠赤外線効果
もともと炭にも遠赤外線効果はありますが、七輪だと珪藻土からも遠赤外線が出るのでその効果も倍増するんです。
遠赤外線効果で美味しい料理が食べられますよ。
なぜ遠赤外線だと美味しいのか
遠赤外線は食材の表面で吸収されて熱に変わります。
そしてその熱が内部に伝わっていきます。
さらに遠赤外線の高温により表面のたんぱく質を固めることでうま味を閉じ込めてくれます。
その結果
肉は、ジューシーに。
魚は、外パリパリ、中はふっくらと仕上がります。
そりゃ美味しい訳だー
七輪BBQに必要なもの(必須)
最低限必要なものをご紹介します。
七輪
丸型と角型があります。
おすすめは丸型ですが、大人数であれば角型もありです。
丸型の場合1〜4人までは余裕で対応できます。
ただし、うちの場合はゆっくりお酒を飲みながら、サイドメニューも用意しているので丸型でも15人くらい平気です。
丸型
育ちざかりのわんぱくキッズの居るご家庭は角型を検討してもいいのかもしれません。
角型
素材も珪藻土と金属製とありますが珪藻土がおすすめです。
珪藻土は断熱保温性が高いという特徴があります。
その上、遠赤外線効果も発揮します。
炭
炭にはたくさんの種類があります。
マングローブ炭
一番手頃なのはスーパーやホームセンターなどで販売してされている『マングローブ炭』ですが、煙が多く燃焼時間が短いのが難点です。
ただし、火起こしは楽です。
備長炭
炭の最高峰です。燃焼時間が長いのが特徴です。
ただし値段も高価になります。
備長炭は火が付くまでにかなりの時間を要するため、気軽にバーベキューしたい場合には不向きです。要するにお店などが使うプロ仕様。
本格的にやりたい!という方ならチャレンジしてみてください。
岩手切炭
私がおすすめするのは『岩手切炭』
燃焼時間も長く、煙も少なく、火起こしも比較的に楽です。
詳しくはこちらの記事に
ただし、初心者のうちは安価で火起こしが楽なマングローブ炭からスタートするのがおすすめです。
うちもずっとマングローブ炭を使ってました。
慣れたら、他の炭にチャレンジしてみてくださいね。
トング、火バサミ
炭を掴むための火バサミ
肉や野菜などの食材を掴むためのトング
それぞれ用意してくださいね。
手づかみはキツイからねー
あと、菜箸も燃えちゃうよー
(経験談)
着火剤、バーナー
炭に火を付けるために着火剤、やバーナーを使います。
バーナーを使う場合は七輪に入れた炭に直接バーナーの炎をひたすら当ててください。
ただし、火が炭に付くまで当てていなければならないので、着火剤を使う方が楽です。
着火剤には大きくわけて2種類
- 固形タイプ
- ジェルタイプ
固形タイプは炭の下に置きます。
ジェルタイプはほとんどがチューブ式になっていて直接炭に塗ってそこからライターなどで火を付けて炭に着火させます。
パックに入ってパックごと燃やせるタイプもあります。
着火剤でおすすめしたいのはマッチ型着火剤の『ファイヤーライターズ』です。
ライターもバーナーも不要でマッチのように擦って着火してそのまま固形燃料になるんです。
初心者でも簡単に火起こしができます。
網、鍋など
網以外にも鍋を置いて鍋料理もできますし、蒸し器を置いて蒸し料理、フライパンで炒め物なんでもできちゃいます!
溶岩プレートとの相性も◎です。
七輪BBQにあると便利なもの
あると便利で快適になるものまでご紹介します!
軍手、耐熱グローブ
なくてもなんとかなりますが、軍手は手が汚れるのを防いでくれたり、熱いものを触ったりするのに役に立ちます。
我が家は網だけを使った七輪料理だとほぼ使用しないです。
鍋や、鉄板、溶岩プレートなどを使用する際は必ず準備しましょう。
耐熱グローブだとさらに強度が増します。
心配な方は準備しておくといいです。
火消し壺
終わった後の炭の処理に使います。
最後まで七輪の中で燃焼し切れば必要ありません。
まだ炭が残ってる状態であれば火消し壺の中に入れると火が消えてくれます。
そして、次回またその炭を再利用できます。
テーブル
これもあると便利です。
真ん中に七輪やバーベキューコンロを置くスペースがあるので、椅子に座りながら焼くことができます。
火起こしから焼き始めまで
難しいことは一切ありません。
シンプルに解説します!
炭を七輪に入れる
七輪に炭を置く。
※写真は岩手切炭使用
マッチのように擦って火を付けます。
※写真はマッチ型着火剤『ファイヤーライターズ』使用。
着火剤を入れる。
火が炭に付くのを待つ。
他の固形燃料を使用する場合は炭の下に置いてチャッカマンやライターなどで火を付けます。
さらに炎の当たる場所に炭を置きます。
炭に炎を当ててじっくりと完全に炭に火が付くまで待ちます。
使用する炭によって時間はそれぞれ違います。
火力の調整
火の調整は送風口の開け閉めで行います。
火が完全に付くまでは全開で挑みます!
開いた状態だと風が送り込まれるので炎が大きくなります。
炭が白くなっていればOKです。
やったーこれでバーベキューできるのね!
動画で詳しく見ることができます。
終わった後の灰の処理
炭が燃焼し切って灰になります。
灰になる前の状態なら火消し壺に入れることで再利用できます。
火消し壺に入れずに灰になったらお住まいの地域の自治体の指示に従って捨ててください。可燃ゴミで捨てられるのが一般的です。
土に埋めたり蒔いたりは絶対にやめてください。
炭は炭素の塊なので分解されずに残り続けます。
おすすめの具材、料理
定番なものから変わり種までご紹介します。
肉、魚類
肉系なら通常の焼肉類も楽しいですが、ステーキも楽しいですよ。
炭火で焼くステーキは格別です。
その他ネギマ、つくね串などの焼き鳥系も喜ばれます。
エビやイカなどの海鮮系もおすすめです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
ジンギスカンも楽しいです!
鍋類
土鍋、鉄鍋などを使ってさまざまな鍋料理も楽しめます!
もつ鍋、きりたんぽ鍋、ふぐ鍋、カムジャタン、トムヤムクン…
考えるだけで楽しいです。
ご飯類
炊き込みご飯、白飯、パエリアなどご飯も炊けちゃいます。
まとめ
七輪は手軽にバーベキューやお料理ができちゃう優れものです。
お家に常備しておけば災害時にも活躍してくれます。
炭の量も少なくて済むのでちょっと焼きたい!って思った時にすぐに準備できるのがいいですね。
一家に一台七輪だね!
1人一台の時代が来るよ、絶対。
自動車かよ
あなたも七輪でいろんな料理に挑戦してみませんか?